置かれた場所で咲きなさい 渡辺和子
人はどんな境遇でも輝ける
置かれた場所で咲きなさい
渡辺和子さんの「置かれた場所で咲きなさい」は、
・生き急ぐよりも心にゆとりを
・老いをチャンスにする
・老いは神様からの贈り物
・人はどんな場所でも幸せを見つける事ができる
・どうしても咲けない時は、下へ下へと根をのばす
つらい日々も、笑える日につながっている
そん心にしみる渡辺和子さんの言葉が書かれている本です。
渡辺和子講話集 CD/カセット全12巻セット
苦しいからこそ もうちょっと生きてみる
Bloom where God has planted you.
置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。
咲けない時は、根を下へ下へと降ろしましょう。
「時間の使い方は、そのまま、いのちの使い方なのですよ。置かれたところで咲いていてください」
結婚しても、就職しても、子育てをしても、
「こんなはずじゃなかった」と思うことが、次から次に出てきます。
そんな時にも、その状況の中で「咲く」努力をしてほしいのです。
どうしても咲けない時もあります。
雨風が強い時、日照り続きで咲けない日、
そんな時には無理に咲かなくてもいい。
その代わりに、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。
次に咲く花が、より大きく、美しいものとなるために。
現実が変わらないなら、悩みに対する心の持ちようを変えてみる。
いい出会いにするためには、
自分が苦労をして出会いを育てなければならない。
心にポッカリ開いた穴からこれまで見えなかったものが見えてくる。
希望には叶わないものもあるが、大切なのは希望を持ち続けること。
信頼は98%。あとの2%は相手が間違った時の許しのために取っておく。
「ていねいに生きる」とは、自分に与えられた試練を感謝すること。
置かれた場所で咲きなさい
◆人はどんな場所でも幸せを見つけることが出来る
◆一生懸命はよいことだが、休息も必要
◆人は一人だけでは生きてゆけない
◆つらい日々も笑える日につながっている
◆不平をいう前に自分から動く
◆自分の良心の声に耳を傾ける
◆人に恥じない生き方は心を輝かせる
◆親の価値観が子供の価値観を作る
◆ほほえみが相手の心を癒す
◆心に風を通してよどんだ空気を入れ替える
◆順風満帆な人生などない
◆生き急ぐよりも心にゆとりを
◆内部に潜む可能性を信じる
◆つらい夜でも朝は必ず来る
◆愛する人のためにいのちの意味を見つける
◆これまでの恵みに感謝する
◆ふがいない自分と仲よく生きていく
◆一筋の光を探しながら歩む
◆老いをチャンスにする
◆道は必ず開ける
◆老いは神様からの贈り物
…ほか
渡辺和子(わたなべ かずこ) とは
わたなべ かずこ
渡辺和子 プロフィール
学校法人ノートルダム清心学園理事長
1927年2月、北海道旭川市にて、
教育総監・渡辺錠太郎の次女として生まれる。
9歳の時、二・二六事件で、
わずか1mのところで父親である教育総監、
渡辺錠太郎氏が48発の銃弾に倒れるのを目のあたりにする。
1951年、18歳でキリスト教の洗礼を受け、聖心女子大学から上智大学大学院修了。
1956年 29歳でナミュール・ノートルダム修道女会に入会。
アメリカへ留学し、ボストンカレッジ大学院で博士号を取得。
36歳という異例の若さで岡山県のノートルダム清心女子大学の学長に就任。
長年にわたり教壇に立ち、学生の心を支え指導する。
1957年 うつ病を患う。
1984年にマザー・テレサが来日した際には通訳を務めるなど多方面で活躍。
1990年 3月までノートルダム清心女子大学の名誉学長。
現在、ノートルダム清心学園理事長。
渡辺和子講話集 CD全12巻
<主な著書>
『愛と祈りで子どもは育つ』『目に見えないけれど大切なもの』
『美しい人に』『愛と励ましの言葉366日』『幸せのありか』
『マザー・テレサ 愛と祈りのことば<翻訳>』他、多数。